■横行する“地面師詐欺”事件 事件に関与の男を逮捕前に直撃 3月17日に発表された公示地価は全国で2.8%上昇、大阪園は前年に比べて3.8%上昇しています。 そんななかで大阪で横行しているのが、土地の所有者になりすまし不動産会社から金をだましとる“地面師”事件です。取材班は事件に関与した男を逮捕前に直撃。見えてきた地面師たちの手口とは? ■“地面師”事件 不動産取引の安全を担保する「司法書士」が関与 詐欺未遂などの罪で逮捕・起訴された大阪市の司法書士・松本稜平被告(34)。不動産取引の安全を担保する「司法書士」でありながら、違法な不動産取引で金をだまし取るいわゆる“地面師”グループの一員とみられています。 狙われたのは、大阪市北区中津の約800平方メートルの土地と建物でした。松本被告らは所有者になりすまし、不動産会社から4億1500万円をだまし取ろうとした罪などに問われています。 ■司法書士の立場を悪用 にせの書類を作成し登記を書き換え 松本被告は、司法書士の立場を悪用し、所有者本人であると保証するにせの書類を作成し、登記を書き換えたとみられています。 警察によると、売買交渉は、大阪市内の松本被告の事務所で行われました。買い手側は不動産会社の関係者や司法書士ら6人。売り手側は土地の所有者になりすました男と司法書士の松本被告が出席。 ところが、不動産会社側の質問に対し松本被告らの受け答えが不自然だったことなどから、不動産会社側は契約を踏みとどまったといいます。 ■「自分は騙された被害者だ」 逮捕前、松本被告はMBSの取材にこう主張していました。 (松本稜平被告) 「書類上形式上問題なければ、報酬をもらう限り登記申請するしかない」 「もらっているお金も普通の報酬。15万から20万しかもらっていないなかで、なぜ犯罪しないといけないのという感じ」 「一言で言わせてもらうと超被害者なんです。起訴できないよ絶対。だって共謀していない。だから逮捕もされない」