武雄市は13日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された総務課付の課長代理待遇の男性職員(58)を停職6カ月の懲戒処分にした。併せて主任に降格した。 職員は3月24日午後、江北町内で車を運転中に警察官から停止を求められ、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。刑事処分はまだ決まっていないが、市は逮捕から約3カ月が経過していることなどから処分を下した。職員は当時、休職中だったため監督責任は問わず、管理者の処分は行わない。 小松政市長は「市民の信頼を裏切り、心よりおわびする。このような事態を再び起こさないよう、服務規律遵守の取り組みを徹底し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。(澤登滋)