「泥棒に殴られ財布を奪われた」などとうその強盗被害を訴えて警察に大規模な検問などを行わせ、業務を妨害した疑いで逮捕された山形県上山市の24歳の女について、山形地方検察庁は偽計業務妨害の罪で起訴しました。 偽計業務妨害の罪で起訴されたのは上山市の無職・渡辺結花容疑者(24)です。 渡辺被告は去年12月、「自宅で知らない人が書類の山をあさっていた。泥棒は私を殴った後、近くの床に置いてあった私のバッグから財布を取り出して玄関から逃げて行った」などとうその強盗被害を警察に訴えました。そして、現場の鑑識活動や大規模な検問などを行わせ、合わせておよそ110人の警察官の業務を妨害したとされています。 この事件では、警察が捜査を進めたところ、奪われたはずの財布が渡辺被告の自宅から見つかったほか、話の内容に複数の矛盾点があったため追及した結果、自作自演が判明していました。 警察などはこれまでに渡辺被告の認否について「捜査に支障が出る」として明らかにしていません。 県内ではこのほか、先月、現金80万円を奪われたなどとうその強盗被害を申し出たとして、寒河江市の消防職員の男が偽計業務妨害の罪で起訴されました。 また、ことし1月には米沢市の男性がうその切り付け被害を訴え、その後逮捕されるといった警察の業務を妨害する事件が相次いでいます。