SNS(交流サイト)を通じて知り合った少女=当時(16)=に電子マネーを送ってみだらな行為をしたとして、三重県教委は24日、県立白子高の多賀弘貴教諭(33)を懲戒免職処分とした。 県教委によると、多賀教諭は昨年4月19日午後2時半ごろ、名古屋市内の店舗駐車場に止めた自家用車内で、少女に1万7千円分の電子マネーを送った上で胸などを触った。 今年1月29日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで愛知県警名東署に逮捕され、2月25日付で不起訴処分(起訴猶予)となった。少女側とは示談が成立したという。 多賀教諭は昨年4月上旬、X(旧ツイッター)で少女の投稿を見つけて連絡を取った。勤務先で話題になった「パパ活」の実態を調べようと、ネット検索をしたことがきっかけだった。 令和5年度から白子高で勤務。生徒指導を担当していた。県教委の聞き取りに「合意の上ならトラブルにならないだろうという浅はかな考えだった」と説明。少女の誘いに応じて会ったという。 福永和伸県教育長は24日の定例記者会見で「子どもに人の道を説く教員があってはならない事態を引き起こした。公教育に対する信頼を傷つけたことを深く受け止めている」と陳謝した。 県教委が性暴力の防止を目的に作成した研修用動画を全ての教職員に視聴させるなどし、再発防止に努めると説明。「事案の重大さや教職員に求められる高い倫理観を伝える」と述べた。