<デアデビル>“ブルズアイ”俳優が語る“狂気の男”の秘話「ブルズアイを演じるなんて知らなかった(笑)」

マーベルのドラマの中でも、ひときわダークでハードな世界観を持つ「デアデビル」シリーズ。同シリーズの最新作「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2が3月25日より配信となった。今回は、デアデビルを執念深く付け狙う殺し屋“ブルズアイ”の闇だらけの歩みを、演じているウィルソン・ベゼルの発言と共に振り返る。(以下、シーズン1のネタバレを含みます) ■「デアデビル:ボーン・アゲイン」とは 「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主人公は、昼は弁護士、夜はヒーローという二つの顔を持つデアデビルことマット・マードック(チャーリー・コックス)。 幼い頃に事故で失明したマット・マードックは、ニューヨークで昼は弁護士として正義を追求し、夜はデアデビルとして法では裁けない裏社会と戦う。 視覚以外の感覚が発達し、普通では考えられないほどの聴力や嗅覚を持ってはいるが、肉体は常人と同じ。超人血清も打っていなければ、もちろん神でもなく、深紅のスーツは全てをはね返すような代物でもない。 日頃から生傷が絶えないこの男が、法の限界を痛感したことから、夜な夜な悪人を完膚なきまでに叩きのめす。 そんな彼の宿敵は、裏の顔は残虐な犯罪王にもかかわらずニューヨークの市長へと上り詰めた男キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)。 2025年に公開されたシーズン1では、冒頭からいきなりマットの大切な友人フォギーが無残に殺害され、この惨劇をきっかけに、全エピソードで心臓をえぐるほどの衝撃が連続で訪れた。 ■FBI捜査官から殺し屋へ… ブルズアイことベンジャミン・“デックス”・ポインデクスターは、前シリーズ「デアデビル」でFBI捜査官ベンジャミンとして初登場。表向きの規律正しい人格の裏に、制御不能な暴力衝動と深い孤独を抱えていた。 幼少期から社会に適応できず、支えとなる存在を求め続けてきた彼はある時、“悪のカリスマ”キングピンと出会ってしまう。キングピンは彼の才能と脆さを見抜き、巧みに信頼を築きながら、次第に自身の計画へと引きずり込んでいく。 そしてベンジャミンはデアデビルのスーツを身にまとい、街に恐怖と混乱をもたらす“偽のデアデビル”として暗躍することに。 やがて、“投げたモノは必ず命中する”という常人離れした高精度の狙撃スキルを駆使する戦闘スタイルで、デアデビルとも対決。銃弾やナイフだけでなく、日常のあらゆる物を凶器に変え、そのユニークな戦闘は観る者の心をも射抜いた。 当初はキングピンに忠誠心を見せていた彼だが、単に利用されていただけと気付き反目。三つ巴の激闘の末、致命的な重傷を負ってしまう。 当時、この役に決まった時の事をウィルソンは「最初にこの役を引き受けた時、自分がブルズアイを演じるなんて知らなかったよ(笑)。悪役とか、そんな曖昧な説明だったと思う。俳優として、これはまさに夢のような状況でした。そしてこの夢は実現し続けていて、このキャラクターが持つさまざまな方向性に、私は絶えず驚き、挑戦し、刺激を受けています」と振り返る。 そしてこの狂気の男は、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1で再登場を果たす。再起した彼は冷酷さを増し、青の戦闘服に身を包んだ殺し屋ブルズアイとしてデアデビルらを突如襲撃。激闘の末、デアデビルの親友フォギーが命を落としてしまう。 これによりデアデビルの逆鱗に触れ瀕死となり、逮捕され、終身刑を科される。しかしその後脱獄。シーズン1後半ではキングピン暗殺を試みるも、誤ってデアデビルを撃ってしまう。そして逃亡者となり、苦境に立たされている状態だ。 製作総指揮・脚本を務めるダリオ・スカーダペインは、「ブルズアイはコミックではいつも少しやり過ぎな部分があり、特にウィルソン・ベゼルのような才能ある俳優が演じている場合、このキャラクターの面白さに気を取られがちです。しかし、その核心にあるのは、恐ろしいことをしでかし、その選択の結果に直面する覚悟のあるキャラクターなのです」と語る。シーズン2でも、物語をかき乱す存在となることは確実だ。 ウィルソンは、「シーズン2の冒頭で彼が見せるのは、新たに目的を見出した姿。彼には指針となる光があり、自らを救う道筋を見出している。その救いの形についての考えは少し誤っているが、デクスター自身の視点に立てば、これが彼の救いの形なのです」と含みを持たせている。 昼は法で弱者を守る盲目の弁護士、夜は法で裁けない悪を叩きのめす男デアデビル。そして彼と敵対する、愛と支配欲を併せ持つ残虐な男キングピン。そこに突如襲いかかる狂気の男ブルズアイ。 思わず目を背けたくなるほどのバイオレンスなアクションで魅せる「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。

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