11月5日、宮城県名取市の自宅で親族の男性の胸などを刃物で刺し殺害しようとしたとして、男が現行犯逮捕された事件で、犯行時に男と男性が互いに刃物を持ち揉めていたことが新たに分かりました。 殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された名取市杜せきのした5丁目の団体職員の男(23)の身柄は7日朝、仙台地方検察庁に送られました。 警察によりますと、男は11月5日午後5時頃、自宅で親族の30代男性の胸などを刃物で複数回刺して殺害しようとした疑いがもたれています。 男は、「被害者の男性とトラブルになった」などと、自ら110番通報していたことがこれまでに分かっていますが、その後の警察への取材で、犯行時に男と被害者の男性が互いに刃物を持ち揉めていたことが新たに分かりました。 その際に男も、腕に切り傷を負うなどのけがをしたということです。警察は被害者の男性からも話を聞いて、事件の経緯を詳しく調べる方針です。