コンピュータソフトウェア著作権協会が奈良県警に感謝状 パチスロ機映像めぐる事件を摘発

パチンコ・パチスロ遊技機の演出映像をめぐる著作権法違反事件を摘発したとして、奈良県警が24日、デジタル著作物の権利保護などを行う一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS、東京)から感謝状の贈呈を受けた。郡山署(大和郡山市)での贈呈式で増田朋美署長は「もらい慣れていないもので…」と恐縮しつつ、ACCSの中川文憲事務局長にお礼を述べた。 県警によると、事件解決の協力者らに感謝状を贈る立場の警察側が感謝状を受けるのは珍しい。 この日は捜査に関わった同署や県警警備部外事課、生活安全部サイバー犯罪対策課の各幹部3人がそれぞれ感謝状を受け取った。 県警側は当初「警察として当たり前の仕事。感謝状をいただくのはおこがましい」(吉﨑隆哉・郡山署副署長)として辞退を検討。一方、ACCS側には、デジタル著作物に関して世間に警鐘を鳴らす極めて重要な事件との強い意向があったため、「捜査員らの励みになる」と考え、受け取ることにしたという。 県警は2月18日、ゲームソフト大手のカプコンが著作権を持つパチスロ機「鬼武者3」の映像をインターネット上に無許可で配信したとして、著作権法違反容疑で名古屋市の60代会社役員の男と中国籍の20~30代男女ら計4人を逮捕した。奈良地検は3月10日付で賭博開帳図利罪に切り替え、4人を起訴した。

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