警察から勤務先変更の助言も「ポケモンセンターで働くのが夢だった」 男は別れた後もプレゼント置くなど付きまといか 池袋女性刺殺

東京・池袋の「サンシャインシティ」で26日夜、21歳女性が元交際相手の男に刺され、死亡した。男は別れた後も付きまとい行為を続け、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていた。対策が取られた中で、事件が発生した。 ◆目撃者が語る事故直後の現場 憧れの職場で働く夢を叶えた21歳の女性。元交際相手の男はなぜ殺害するに至ったのか。 死亡した女性について友人は、「明るかったけど、言葉の節々に男性を怖がる感じがあった」と振り返る。 事件当時、現場では警報音が鳴り響き、騒然としていた。 目撃者の女性: ちょうど中で会計をしようと並ぼうかって時に、レジの方から、奥の方からガタガタって聞こえてたんで、最初なんだろうと思ったら、どんどん人が奥の方からパニック状態で、「助けて」とか「逃げて」とか「ヘルプ」とか言いながら出て行くのが見えました。 「中で刃物を持った人が暴れている」と通報があったのは、26日午後7時15分ごろ。 目撃者の男性: 私は逃げるタイミングだったので、振り返った時に服に血が付いている人がいて。その人が制止するような形で黒いTシャツを着た男の人が、レジのあたりで暴れているように見えた。 首などを刃物で刺され亡くなったのは、アルバイト店員の春川萌衣さん(21)。春川さんを刺した広川大起容疑者(26)も、自分の首を刺して死亡した。 春川さんの自宅の近所に住む人: 昨日そのニュース聞いてて、自分の知り合いの萌衣ちゃんだと思ってなくて。今聞いてびっくりしたんですけど。 捜査関係者によると、店に入った広川容疑者は、レジカウンターを目がけて真っ直ぐに進んだ。カウンターの中にいた春川さんの首などを、果物ナイフのような刃物で少なくとも5回刺し、その後、自らの首を刺したという。 ナイフの柄の部分には、滑り止めとして使ったのかタオルのようなものが巻かれていた。 そして、同じフロアにあるトイレの個室からは、広川容疑者名義の免許証などが入ったリュックサックが押収された。 春川さんの元交際相手だった広川容疑者は、去年12月にストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていた。 ◆男が告げた「バイト辞めろ」 2人が出会ったのは、一緒に働いていた東京・八王子市内のファストフード店。交際を始め、その後、春川さんはポケモンセンターに転職。去年7月に別れたきっかけは、広川容疑者の発言だった。 「ポケモンセンターのバイトはお前には合わない、辞めろ」 その後の捜査関係者への取材で、広川容疑者は別れた後にも、春川さんの自宅玄関にポケモンカードのプレゼントを置くなど、付きまとい行為をしていたことが新たに分かった。 去年12月には、春川さんが「つきまとわれている」などと警視庁に相談。広川容疑者が春川さんの自宅前に現れ、車から果物ナイフが発見されたことなどからストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。 今年1月に「接近禁止命令」が出された際には、「復縁したかった。もう近づかない」と話した。その後、略式起訴され、罰金80万円を納めて釈放された。 その後、警視庁は3回にわたり春川さんと連絡を取り、今月12日にも「異常はない」との返事をしていた。 春川さんの友人は「イット!」の取材に「ポケセンで働くのが夢だったと言ってたから、働き始めて楽しそうだった」と明かす。 警視庁は、勤務先の変更などを助言したものの、春川さんは「仕事はやめられない、ポケモンセンターで働くのが夢だった」と話していたという。 (「イット!」3月27日放送より)

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