「約26年間、心理的な平穏を奪われてきた」 名古屋市西区主婦殺害事件 遺族が損害賠償を求める民事裁判

1999年に名古屋市西区で主婦が殺害された事件で、殺人罪で起訴された被告に対し、遺族が損害賠償を求める民事裁判を名古屋地裁に起こしました。 名古屋地裁に提訴したのは、殺害された高羽奈美子さんの夫の高羽悟さんです。高羽奈美子さんは1999年11月、名古屋市西区稲生町のアパートで刃物で刺され死亡しました。事件発生から約26年が経った2025年10月31日。殺人の疑いで港区の安福久美子被告が逮捕されました。その後、鑑定留置を経て3月5日、安福被告は殺人の罪で起訴されています。 安福被告に対し損害賠償を求めて提訴した理由について悟さんは「犯人が特定されない間、”また襲ってくるのではないか”という恐怖と、”なぜ妻が殺されなければならなかったのか”という疑問に、約26年間、心理的な平穏を奪われてきた」ことなどをあげています。 ただ、民法で人の生命または身体への不法行為による損害賠償請求権は、原則として不法行為から20年で消滅すると定められています。それでも高羽さんは提訴に踏み切りました。 高羽悟さん: 「どういうやり方をしたら損害賠償請求ができたのか。20年の期間をもって門前払いは社会正義に反する。20年経っても損害賠償できる道筋をつけたい」 「20年」の壁を超えることができるのか、注目が集まります。 ※高羽さんの「高」ははしごだか

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