【重版】共感集める令嬢はメンタル強めで現代的? 『読心のエリス』が発売1ヶ月で重版

霜月りつの小説『読心のエリス 身分剥奪された伯爵令嬢がかぶった猫を捨てるまで』(マイナビ出版)が2026年2月24日の発売開始より1ヶ月ほどで重版となった。 本書は、父の逮捕によって身分を剥奪された伯爵令嬢エリスティアが、困難な状況においても自らの力で父の冤罪を証明するために奮闘する物語。令嬢から平民に没落しても、信じていた友人に裏切られても、それでもなお、メンタルを強く持ち続け、父の冤罪を晴らすべく、自ら修道院を飛び出すエリスティア。どんな状況に陥っても、逞しく前に進み続ける姿が、読者の共感を誘った。 シンデレラストーリーは古くから世界中で語り継がれてきた物語形式。しかし『読心のエリス』では王子に選ばれることで救われる物語から、自らの選択によって人生を切り開く物語へと現代的な変化が加えられている。そんな“ちょっと変わった“シンデレラストーリーに、著者の霜月は「途中までは真面目で心優しい大人しいヒロインを書いていたんですよ……?」とコメントしている。 ■あらすじ エリスティアは聖淑女の称号を得るために、修道院では大人しく猫を被って過ごしていた。しかし突然、父親が無実の罪で捕らえられ、伯爵令嬢の身分を剥奪されてしまう。 修道院でメイドとして虐げられながら生きることに……なったけれど、好奇心旺盛で行動力があり、メンタルも強いエリスティアは、苛められてもしおらしい態度をとりながら「これぞ虐げられ令嬢!」と陰でにんまりしたり、数々の悪意を幼稚だと笑いながらこっそり逆襲したり……。 ただの「薄幸の元令嬢」ではないみたい!? 修道院から逃げ出したエリスティアは、貴族の騎士団長・デュークフレドに拾われ、彼のメイドになることに。 とある秘密を抱えたまま、父親の無実を証明するために彼と一緒に動き出す――。 無口な騎士団長との恋の行方は!? ちょっと変わったシンデレラストーリー、開幕! ■霜月りつコメント全文 このお話は虐げられ令嬢の話が書きたいと考えて作りました。頭の中にはフランシス・ホジソン・バーネットの『少公女』がありました。お嬢様が父親の死をきっかけに、学園の使用人になる話です。その物語のように、不幸な境遇にめげずに健気にがんばるヒロインをイメージしていましたが、あれ?この子、猫かぶってたらどうなの?と思いついてしまってこうなりました。ほんとに途中までは真面目で心優しい大人しいヒロインを書いていたんですよ……?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする