フィリピン拠点の犯罪集団「JPドラゴン」 福岡に移送 事件の全容解明急ぐ

フィリピンを拠点に犯行に及んでいた犯罪集団「JPドラゴン」のメンバー5人が福岡県警に4月7日に逮捕され、8日福岡に移送されました。 いわゆる 「JPドラゴン」はフィリピンに拠点を置く日本人犯罪集団で、ニセ電話詐欺などの手口でこれまでに少なくとも250人から約9億円をだまし取ったとみられています。 記者 「今、JPドラゴンのメンバーの身柄が福岡に送られて来ました。これから身柄が福岡県内の警察署に移されます」 福岡県警は7日、「JPドラゴン」メンバーの岩本三矢子容疑者(34)ら男女5人を詐欺と窃盗の疑いで、フィリピンからの飛行機内で逮捕し、8日に福岡へ移送しました。 5人は2022年、岐阜県の高齢女性にニセ電話をかけ、国内にいる実行役に指示して警察官をかたらせて、「持っている現金に偽札が入っている。偽札に付いた指紋を調べる必要がある」などとウソの話で現金140万円をだまし取ったとされています。また、同時に盗んだキャッシュカードを使って現金10万円を引き出した疑いがもたれています。 警察は既にリーダーである男の逮捕状を取っていて、身柄の引き渡しに向けフィリピン側と調整しているということです。 全国で増え続けるニセ電話詐欺。県内でもここ数年で被害が急増していて、2025年は1239件と、前の年と比べて400件近く増加しました。被害額は約55億円で、これは2004年の統計開始以降、最悪となっています。 その、被害に遭わないようにするポイントは「電話番号」。日本の番号は「+81」から始まりますが、今回のJPドラゴンのように国際電話を悪用していれば、「+1」「+44」など海外の番号が表示されます。 福岡県警によりますと、犯行に使用された電話番号のうち、約6割が国際電話だったということで、不審な電話は取らないよう、警察が注意を呼び掛けています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする