湊山公園のサル“飼育頭数を減らすよう”市議会で質問 見返りに事業体の代表から100万円の賄賂を受け取った疑い 米子市議会議員の稲田容疑者を送検 鳥取県米子市

青木幹太 記者 「稲田容疑者を乗せた車が鳥取署から出ていきました」 鳥取県米子市の湊山公園で飼育されているサルについて、議会で発言する見返りに現金100万円を受け取った受託収賄の疑いで逮捕された米子市議会議員の稲田淸容疑者(56歳)が、4月8日に送検されました。 警察によりますと、稲田容疑者はおととし6月頃、米子市の湊山公園の指定管理業務を請け負っていた事業体の代表からサルの頭数削減について議会で発言することを依頼され、その見返りとして現金100万円を受け取った疑いがもたれています。4月7日夕方には捜査員が稲田容疑者の自宅を家宅捜索していました。 また、100万円を渡したとされる事業体の代表についても贈賄の疑いで4月8日書類送検されました。いずれも認否については捜査に支障が出るため公表しないとしています。 2016年に初当選し現在4期目の稲田容疑者。2022年7月から約2年間、議長を務めた経験もあります。 稲田淸容疑者の米子市議会での発言(おととし9月) 「9(頭)から始まって50(頭)まで来たから半分の25(頭)くらいがいいんじゃないかとか人間思いがちですけど、やはりね、ここは専門家の意見を交えて頭数をまずは減らす必要があるんだということを思います」 稲田容疑者は、おととし9月と去年3月の2度、市議会でサルの飼育頭数を減らす必要がある旨の発言をしていました。市によると、去年4月時点では52頭のサルが飼育されていましたが、ほかの団体に譲渡し現在、飼育されているサルは37頭となっています。 湊山公園では飼育しているサルがこれまでに3度脱走。警察では当時、指定管理業務を請け負っていた事業体が、飼育に何らかの問題を抱えていたとみて捜査をすすめています。鳥取県警が議員が絡む贈収賄容疑で検挙するのは29年ぶりとなります。

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