皇室の護衛や皇居の警備などにあたる皇宮護衛官を育成する皇宮警察学校の入校式が10日、皇居(東京都千代田区)にある武道場「済寧館」で開かれた。18~28歳の男女50人が入校した。6~10カ月にわたり逮捕術のほか、華道や和歌など幅広い分野を学ぶ。 式で平畠靖士学校長は、初志貫徹や仲間との切磋琢磨(せっさたくま)を呼びかけた。皇警は今年が創立140周年にあたる。直江利克本部長は「脈々と受け継がれる伝統を心に刻み、時代の変化に対応できるプロフェッショナルな皇宮護衛官になってもらいたい」と訓示した。 入校生代表で埼玉県出身の関口堅太皇宮巡査(22)は「良心のみに従い、不偏不党かつ公正中正に警察職務の遂行に当たることを固く誓います」と宣誓。皇室の方々のすぐそばで身辺警護を担う「側衛官」の姿をニュースで見て志望したという愛知県出身の鈴木美羽皇宮巡査(18)は式後の取材に「憧れの職に就いてまだ10日ですが、入校式をきっかけにより強い志を持って働いていきたい」と意気込みを語った。【柿崎誠】