SNSアプリを使い、知人男性を闇バイトに勧誘したとして、京都府警は28日、職業安定法違反の疑いで、京都市山科区西野山百々町の露天商、堀口翼容疑者(23)と同市伏見区の土木作業員の男(19)を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、5月17日から6月1日までの間、共謀し、求職中の知人男性(16)にアプリで「楽して稼げる」などと闇バイトに勧誘するメッセージを送った上、氏名不詳者らに「海外行かします」などと送り、詐欺の実行犯として紹介したとしている。 府警によると、両容疑者は7月3日、府警伏見署に恐喝容疑で逮捕され、押収されたスマートフォンのアプリでのやりとりから今回の事件が発覚。被害者も9月、パスポートを申請するため家族に相談したところ闇バイトの可能性を指摘され同署に相談した。府警は余罪があるとみて捜査を進める。