【”サル”汚職事件】 県警が議会事務局に家宅捜索 当時の指定管理会社がHPに謝罪コメントを発表 指定管理を受託する前から議員と交流があったとみて捜査 議会発言だけでなく市職員に働きかけを行った可能性も 鳥取県

稲田淸容疑者 議会での発言(おととし9月 ) 「(サルの飼育数が)9から始まって50まで来たから、半分の25くらいがいいんじゃないかとか人間思いがちですけど、やはりねここは専門家の意見を交えて頭数をまずは減らす必要があるんだということを思います」 米子市議会でサルの頭数を減らすよう発言する男。その見返りとして、業者から現金100万円を受け取った疑いで逮捕された鳥取県米子市議会議員の稲田淸容疑者(56)です。 そして、4月9日夕方。 前田俊博 記者 「今、鳥取県警の捜査員が米子市議会を家宅捜索するため米子市役所に入りました」 鳥取県警は、稲田容疑者の関係先として米子市議会の議会事務局に家宅捜索に入りました。鳥取県警によりますと稲田容疑者が所属していた会派の部屋や稲田容疑者の机などを1時間余り捜査。サルに関する発言があった市議会の議事録など段ボール4箱分の資料を押収したということです。 また、この事件では、当時、湊山公園の指定管理業務を請け負っていた「YONAGOパブリックパーク ・パートナーズ共同事業体」の70代の代表の男も稲田容疑者に現金を渡した疑いで書類送検されています。警察は稲田容疑者とこの男が指定管理を受託した2021年よりも以前からやり取りがあったとみて捜査しています。 事件当時、湊山公園の猿舎を管理していた鳥取県米子市の辻工務店はこの事件を受けホームページ上に4月10日、謝罪文を公表。共同事業体を構成していたNPO法人evergreenについては一切かかわっていないとした上で。 会社HP 「当社元役員による不適切な金品を提供した疑いに関し、現在関係当局の捜査を受けております」 「事実関係の解明に全力で取り組むとともにコンプライアンス体制の一層の強化及び再発防止策の策定・実施を進めてまいります」 とコメントを発表。 辻工務店は、日本海テレビの取材に対しては「対応は控えたい」としています。 また、今回の事件を受けて米子市議会では、4月9日、23人の議員有志が岡田啓介議長に連名で政治倫理審査会の設置を求める請求書を提出しました。提出に賛同した市議の一人は、今後は、辞職勧告決議や議員給与などの歳費停止も視野に入れて市議会として稲田容疑者への対応についても協議する見通しだとしています。また、それに合わせて市議会議員選挙を6月に控える中で、市議会の信頼回復にもつなげていくことになればと話しました。 鳥取県警は、稲田容疑者と70代の代表の男の認否について捜査に支障が出るとして公表はしていませんが、稲田容疑者が、議会での発言以外にも市の職員などに働きかけを行った可能性もあるとして、捜査を進めています。

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