京都府南丹市で、市立園部小5年だった安達結希(ゆき)さん(11)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)が運転する車のドライブレコーダーの映像が一部削除されていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は容疑者が証拠を隠滅した疑いもあるとみて調べている。 府警捜査本部は同日、容疑者が結希さんらと同居していた自宅などで15、16の両日に実施した家宅捜索で容疑者の着衣など約30点を押収したと明らかにした。 府警や同校によると、結希さんが行方不明になった3月23日、容疑者は午前8時ごろに結希さんを小学校付近まで車で送り届けたと説明。結希さんの姿は周辺の防犯カメラに写っておらず、目撃情報もなかった。 捜査関係者によると、ドライブレコーダーの映像を解析したところ、容疑者が同日、学校付近まで運転していたことが判明。その一方で、同日以降の映像の一部が消去された形跡があり、結希さんが車内にいたことも確認できなかったという。 府警によると、結希さんは同日朝ごろまで生存が確認されている。遺体は4月13日、南丹市内の山林であおむけに倒れた状態で見つかり、隠されたような形跡はなかった。司法解剖の結果、刃物による大きな外傷などは見当たらず、死因は不詳。行方不明となった3月下旬に死亡したと推定される。