【台北=西見由章】京都府南丹市で安達結希(ゆき)さん(11)の遺体が見つかった事件を巡り、台湾の民放テレビ局「民視」は17日、「日本のSNSで拡散した虚偽情報を誤って引用した」として謝罪声明を発表した。15日に放送したニュース番組で「(被害者の)男児の義父は中国人のようだと週刊文春が報じた」などと誤った情報を伝えたという。週刊文春はそうした内容は報じていなかった。 声明は「内部の監督指導体制とニュースの調査確認プロセスを強化し、報道の正確性を確保する」と説明。「このたびのミスで社会に誤解と混乱を生んだことに心からおわびする」と謝罪した。 日本のSNSでは民視の報道を根拠として、後に死体遺棄の疑いで逮捕された被害者の養父について「中国籍だ」との誤情報や、「台湾メディアが報じた内容を日本の報道機関は隠蔽(いんぺい)している」などといった主張が拡散していた。