岡田将生×染谷将太と過ごす金曜の始まり 『田鎖ブラザーズ』“わからない”が加速する面白さ

金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』(TBS系)がついにスタートした。本作は『MIU404』(TBS系)、『最愛』(TBS系)など、数々の傑作サスペンスを手がけてきた新井順子プロデューサーの最新作。やはり一筋縄ではいかない。 病死か他殺かも判然としない遺体。やがて、その身元すらも揺らぎ始める。サスペンスにおいて通常であれば段階的に解き明かされるはずの謎が、本作ではむしろ積み重なっていく。「わからない」の波が過ぎ去るどころか、次の「わからない」を呼び込んでいくのだ。 そして気づかされる。「わからない」ままでは、私たちの時間は前に進まない。『田鎖ブラザーズ』が描こうとしているのは、単なる謎解きではない。解けなかった謎だけでなく、たどり着いた真実ですら、人生を縛りつけていくということ。

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