北九州市のバーに2度にわたって侵入し、レジから現金およそ30万円を盗んだとして、25歳の男が逮捕されました。防犯カメラには、店内を物色する人物の様子が捉えられていました。 こちらは、3月29日午後0時半ごろ、北九州市小倉北区にあるバーの防犯カメラの映像です。 入り口付近で光っていたライトが大きく動き、ドアが開くと。営業時間外の店内にそっと入ってきたのは、フードをかぶった人物です。 店内の別の防犯カメラには、この人物がレジ付近で何かしている様子が映っています。 ■BAR Rush・大島蒼 店長 「ここにレジの箱があって、ここにその日は現金が入ってたんですよ。半分くらい、ごそっとなくなっていた。」 店長の大島蒼さんは、この人物の侵入翌日に、店内にあった現金およそ10万円がなくなっていることに気付いたといいます。ただ、店の鍵を閉めていたこともあり、盗まれたとは思わず、従業員に現金の行方を確認していたといいます。 2日後の午前11時すぎ、また同じような服装の人物が店に侵入してきました。ごそごそと動いて、数分後には立ち去る様子が確認できます。 この翌日、今度はおよそ20万円の現金がなくなったことを不審に思った大島さんが、防犯カメラを確認して不審な人物の侵入に気付き、警察に相談したことで事件が発覚しました。 ■大島さん 「2分とか3分とかで取られた。こんなにすぐ、ぱっと抜かれるんだなという驚きの方が強かったです。」 警察は、3月29日と31日にこのバーに侵入し、現金合わせておよそ30万円を盗んだ疑いで、4月17日に男を逮捕しました。 逮捕されたのは、北九州市小倉南区の無職、中原慎音容疑者(25)です。警察の調べに対して、黙秘しているということです。 中原容疑者と全く面識がないというバーの店長、大島さん。近くの複数の飲食店からも同様の窃盗被害の報告を受けたといいます。 ■大島さん 「近くのバー、ガールズバーとかで、そこも鍵かかっているのですが、やられちゃうというのが、5・6件あったのかな。自分が聞く限り。」 警察は、北九州市や福岡市の飲食店で起きた同様の手口による窃盗事件を複数把握していて、中原容疑者の余罪の有無を調べるとともに、組織的な犯行の疑いもあるとみて捜査しています。