山口県岩国市の民家で住民の女性が血を流して倒れているのが見つかり、その後に死亡が確認された事件で、殺人の疑いで逮捕、送検された岩国市の無職男(75)について、山口地検は23日までに、事件当時の精神状態を調べるための鑑定留置を始めた。22日~6月24日までの予定。起訴した場合、公判では刑事責任能力が争点となる可能性があり、捜査段階での精神鑑定が必要と判断したとみられる。 男は、4月1日に自宅で妻の首を包丁で突き刺して殺害したとして岩国署に8日、殺人の容疑で逮捕された。県警によると、男は妻と2人暮らしで、自身もけがをして入院していた。県警は男が心中を図った可能性もあるとみて捜査していた。