アメリカ・ウィスコンシン大学の研究所で、日本人研究者の男が同僚の水筒に有害な化学薬品を混入した疑いで逮捕された。動機は同僚だけが昇進したことによるストレスで、同僚は水筒の水を飲んだ直後に吐き出したため無事だったという。 ◆「ごみ箱の音」などにストレス カメラが捉えたのは、日本人の研究者、クロダ・マコト容疑者(41)。アメリカ・ウィスコンシン州で逮捕・訴追された。 大学の研究所で働いていたクロダ容疑者。現地の警察などによると4日、同僚の男性の水筒に有害な化学薬品を混入するなどした疑いが持たれている。 クロダ容疑者と男性は、5年前の2021年から一緒に勤務。犯行の動機は、男性だけが昇進したことだった。 それ以来、クロダ容疑者は男性のささいな行動にストレスをためていたという。 クロダ容疑者は「自分の目の前にあったごみ箱に、大きな音を立ててごみを投げ入れた。廊下では通路の真ん中を歩く人が優先されるのに、無視して自分の前を横切った」と供述している。 ◆死に至る危険も…同僚吐き出し無事 犯行に悪用された薬物は、主にパラホルムアルデヒド。 液体に溶かして薄めたものは、ホルマリンとして使われている。 危険性について、国際医療福祉大学市川総合病院呼吸器内科・寺嶋毅先生は「飲み込むと口の粘膜がすごく荒れたり、食道や胃の粘膜が荒れて、胃に穴があいてしまうことがある。含みすぎると死に至ることもある」と説明している。 同僚の男性は水筒の水を飲んだあと、すぐに吐き出したため無事だったという。 (「イット!」4月23日放送より)