Michael Holden Suzanne Plunkett [ロンドン/ワシントン 27日 ロイター] – 英国のチャールズ国王とカミラ王妃が27日午後、米首都ワシントン郊外の空軍基地に到着した。その後ホワイトハウスに移動し、王室ファンを自認するトランプ米大統領とメラニア夫人の出迎えを受け、両夫妻は非公開の茶会に臨んだ。 国王夫妻は4日間の日程で米国を公式訪問する。今回の国賓訪問は米国の建国250周年の節目に合わせたもので、英国君主の訪米は約20年ぶり。 英王室は26日、25日に発生したホワイトハウス記者会夕食会での発砲事件を受けても国王夫妻は予定通りに訪米すると発表していた。 28日には国王による連邦議会での演説、ホワイトハウスでの国賓晩餐会、29日には夫妻によるニューヨーク訪問などが予定されている。 ただ、米国によるイラン攻撃を巡って両国は関係が冷え込んでいる。スターマー英首相は今回の訪問を関係改善につなげたい考えだ。 また、チャールズ国王が今回の訪問で避けたい問題の一つが、性的人身売買の罪で起訴され、その後死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏を巡る問題だ。国王の弟であるアンドルー元王子はエプスタイン氏に関連する不正行為で逮捕され、捜査を受けている。王室関係者によると、要請があったエプスタイン氏の被害者との面会は、進行中の刑事事件に影響を及ぼす可能性があるため、実現しないという。元王子は不正行為を否定している。