衣服の下にカメ30匹、台湾人の女を密輸容疑で逮捕 タイ

【AFP=時事】タイの野生生物保護局は29日、絶滅の危機に瀕しているカメ30匹を衣服の下に隠して密輸しようとした若い台湾人の女をバンコクの空港で逮捕したと発表した。カメは合計で約9000ドル(約140万円)の価値があるという。 絶滅が危惧される野生生物は、しばしばアジアの闇市場で高値で取引されている。タイはこうした取引業者にとっての主要な中継地となっている。 当局によると、逮捕されたのは台湾人の女(19)。28日早朝、台北行きの便に搭乗しようとしていたが、不審な動きを見せたことから密輸が発覚した。 出発ターミナルで行われた捜査により、粘着テープが貼られ、動けなくなった状態のインドホシガメ30匹が女の衣服の下に隠されているのが見つかった。1匹はすでに死んでいた。 当局は「容疑者は動物を動けなくするために粘着テープを使用し、それを布袋に詰めて体に取り付け、検査を逃れようとした」と説明した。 タイの税関当局によると、ワシントン条約で保護されているインドホシガメは、闇市場で高値で取引されており、30匹の価値は約9000ドルと推定されるいう。 女は動物の違法輸送と税関検査回避の罪で訴追された。当局は、密輸ネットワークとの関連についても調べている。 インドホシガメは国際自然保護連合(IUCN)によって危急種(VU)に分類されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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