京都府南丹市園部町で行方不明になっていた園部小の安達結希(ゆき)さん=当時(11)=が遺体で見つかった事件で、京都府警捜査本部(南丹署)は6日、死体遺棄容疑で逮捕した父親の会社員安達優季(ゆうき)容疑者(37)=同町=を、殺人の疑いで再逮捕した。 捜査幹部が同日午後5時から府警本部で会見を開き、再逮捕に至った経緯を説明した。 会見の冒頭、幹部は今回の捜査本部を「南丹市児童殺人遺体遺棄事件に切り替えた」と述べた。 容疑としては「3月12日朝、自分名義の車で小学校に行ったものの自宅に向かった。トイレで首を絞めるなどして殺害した」と説明。結希さんの死因については「司法解剖時は不明だったが、その後の専門家の意見などで窒息と分かった」と述べた。 結希さんの遺体については「ランリュックの発見場所やシューズの発見場所付近に遺体を移動させた」との見方を示した。遺体の移動は全て車でしたとみているという。遺棄した場所は「4カ所」と明かした。場所を転々とさせた理由については「捜査中」とした。 ランリュックやシューズは安達容疑者が遺棄したと供述しているという。 捜査幹部は会見で、安達容疑者の認否について「私は両手で首を絞めて殺しましたと認めている」と明らかにしたうえで「(結希さんの)殺害も1人でやった」と供述していると説明した。動機については「今後の捜査で明らかにしていく」とした。 ◇ 府警によると、安達結希さんは3月23日朝に生存確認されたのを最後に行方不明になった。府警は、3月23日朝から4月13日夕までの間に結希さんの遺体を複数箇所に運び込んで隠し、遺棄したとして、4月16日に死体遺棄容疑で安達容疑者を逮捕し、捜査本部を設置した。安達容疑者は遺体の遺棄について容疑を認めているという。