福島県の場熱自動車道で5月6日、北越高校(新潟市中央区)の生徒1人が死亡し、20人が重軽傷を負ったバス事故。 バスを運転していた68歳の男性がBSNの電話取材に応じ、「カーブが緩く、スピードに対する見極めが甘かった」と事故原因について語りました。 ■スピードに対する見極めが甘かった 【バスの運転手】 「生徒さん預かっておきながら、失礼なことしたなと思ってます」 バスを運転していた男性は、事故当時の状況をこう説明しました。 「私は新潟方面から福島県のいわき市方面へ向かって、高速の左側をずっと走ってました。カーブが緩かったのと、それから私自身のスピードに対する見極めが甘かったのが相重なりまして」 「高速の端っこに置いてある、水を入れておくような、タンクみたいなやつ。3つあったんですけども、それに接触してしまいました。で、事故を起こしました」 【バスを運転していた男性】 Q.現場にブレーキの跡がなかったようだが、なぜぶつかったのか? 「先ほど申しましたように、私のスピードに対する見極めが甘かったんだと思います」 Q.居眠りしていた? 「いえ、そういうことは一切ありません」 Q.スピードの出し過ぎだった? 「いや、90キロから100キロぐらいでは走ってましたんで」 Q.これまでの引率など、そういったところでの運転の経験は? 「北越高校さんは今回が初めてです」 Q.他の高校などではそういったことはあった? 「以前に率いていた高校ではありましたね」 ■亡くなった稲垣さんは「本当に礼儀正しい子」 笑顔で賞状を掲げる稲垣尋斗さん。 死亡した稲垣尋斗さんは、北越高校(新潟市中央区)の3年生で、県内屈指の強豪・ソフトテニス部に所属していました。 【稲垣さんの知人】 「通学路で擦れ違ったりするとちゃんと会釈してくれたり、本当に礼儀の正しい子で明るい感じの子ですよね」 稲垣さんの家族はコメントを発表しています。 「私たち家族は、大切な存在である息子を今回の思いがけない出来事で失い、深い悲しみの中におります。そして、この状況をまだ受け止めきれずにおります。 今は、1日も早く私たち家族や関係者の皆さまが穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです」としています。