秋田県潟上市が発注した公共工事の入札に関する情報を業者に伝えたとして、潟上市の職員の男と業者の役員2人が逮捕されました。警察は強制捜査のため、7日午後6時ごろに潟上市役所に入りました。関係する部署の捜査をするとみられます。 逮捕されたのは、潟上市教育総務課長の菅原摂容疑者(55)と、秋田市の電気工事会社・深沢電装の社長・深沢公一容疑者(54)、専務の鈴木公一容疑者(68)の3人です。 菅原容疑者は、潟上市都市建設課の課長だった2025年3月、潟上市が発注した鞍掛沼公園多目的広場の夜間照明灯改修工事の入札で、深沢容疑者と鈴木容疑者に最低制限価格を伝え、深沢電装昭和営業所に落札させた疑いが持たれています。 潟上市は、公園内にあるサッカーグラウンドの照明設備4基を更新するために工事の入札を実施し、4社が参加しました。最低制限価格は1億2489万2000円で、深沢電装昭和営業所が1億2490万円で落札したということです。 深沢容疑者と鈴木容疑者の身柄は、7日午後に秋田地方検察庁に送られました。 潟上市・鈴木雄大市長: 「市民の信頼を失墜する非常に重大な事案だと思っている。捜査に協力しながら、二度とこのようなことが起こらないように、職員の綱紀粛正に努めていくとともに、職員と一丸となって市民の信頼回復に努めていきたい」 なお警察は、7日午後6時ごろに潟上市役所に家宅捜索に入りました。関係する部署の捜査をするとみられています。