マカオ司法警察局は5月8日、マカオでコカインを密売、使用したなどとして50〜60代の男女=いずれも香港人=を逮捕したと発表。 同局によれば、同月7日、マカオ半島・新口岸地区にあるホテルの職員が宿泊客の不審な様子に気付き、同局とホテルの間で構築した通報メカニズムに基づき、同局へ連絡したという。 これを受け、同局薬物犯罪捜査処の捜査員がホテルへ急行し、男女2人の身柄を拘束。この際、男の所持品の中からコカインとみられる薬物が入ったパック3個(計29.43グラム)及び薬物の取引に絡むとみられる現金8万3300香港ドル(日本円換算:約167万円)が発見されたほか、2人が宿泊していたホテル客室のドレッサーからコカインとみられる薬物が入ったパック3個(計4.82グラム)、ガラス皿、ガラスパイプ、ライターなどの薬物吸引器具も発見されたという。 詳しい捜査の結果、容疑者の男女はいずれも薬物使用の常習性が強く認められ、このうち男の容疑者は薬物を密売による営利目的でマカオへ密輸していた疑いがあり、2人はホテル客室内で共に薬物を使用していたことが判明。同局刑事技術庁の緊急鑑定により、発見された薬物と見られる物質がコカインであることが確認され、容疑者の男女の尿検査結果についても、コカインに対して陽性反応を示したとのこと。 今回のケースで発見・押収したコカインの量は合計34.25グラム、末端価格にして約6万8500パタカ(約133万円)相当に上った。 同局では捜査で得られた情報を総合判断し、両人を不法麻薬・向精神薬密売及び使用、不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するとともに、薬物の出どころや他に関与者について捜査を継続中とした。