営業秘密電子データを持ち出し疑い 富士通子会社の元社員逮捕

大手電機メーカーの富士通から営業秘密の電子データを不正に取得したとして、埼玉県警は12日、同社子会社「富士通Japan」(川崎市)の元社員、高橋佑介容疑者(38)=さいたま市見沼区東大宮7=を不正競争防止法違反(営業秘密領得)の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、2025年2~3月、当時勤務していた富士通Japanの事務所などで、顧客向けの説明書や社内の商談方針が記された資料など計26点のデータを複製し、取得したとしている。高橋容疑者は「転職活動で、自分がやっていた仕事を説明するため、データを盗んだ」と容疑を認めている。 県警生活経済課によると、高橋容疑者は25年3月末に退職。物流関連会社に転職し、現在も在籍している。データは複製した上で私的に使っているメールアドレス宛てに送っていた。個人情報の流出は現時点で確認されていない。 社内調査をする中で営業秘密が不正に持ち出されていたことが発覚。富士通が刑事告訴し、県警が捜査を進めていた。【遠藤龍】

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