債権を運用する海外プロジェクトへの出資を国に無登録で勧誘したとして、男女6人が警視庁に逮捕されました。6人は800億円以上を違法に集めたグループのメンバーとみられ、警視庁が調べています。 金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・港区の会社役員・大坂陽司容疑者(50)と東京・中央区の会社役員・山田武穂容疑者(65)ら男女6人です。 6人は2018年5月から2023年10月にかけて、国に無登録で、債権を運用する海外プロジェクトへの出資を14人に勧誘した疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと、6人は、証券取引等監視委員会からおととし6月に禁止・停止命令を受けた「グローバルインベストメントラボ」の関係者とみられるということです。証券取引等監視委員会によりますと、「グローバルインベストメントラボ」は無登録で海外金融商品の勧誘を行い、2015年からのおよそ9年間に2万人ほどから806億円の出資金を集めていたということです。 また、「グローバルインベストメントラボ」の勧誘員は少なくとも470人に及んでいて、勧誘員は資産運用に関心ある人たちを探してはセミナーなどを通じて海外金融商品の「スターリングハウストラスト」への出資を勧誘していたということです。 その際、勧誘員たちは、▼元本保証であること、▼毎月出資金の1%にあたる配当を行うことをうたっていたということです。 警視庁は去年6月、東京・港区にある「グローバルインベストメントラボ」の関係先を家宅捜索していて、グループの実態解明を進めています。