英ロンドンで極右集会とカウンターデモに数万人が参加、43人逮捕

【AFP=時事】英ロンドンでは16日、極右活動家トミー・ロビンソン氏(43)が主催するデモ行進と、カウンターデモとしての反ファシズム集会がパレスチナ支持デモと合流し、数万人規模の人々が集まった。警察当局は、対立するデモ参加者が接触しないよう、大規模な警備態勢を敷いた。 ロンドン警視庁は、ロビンソン氏の「ユナイト・ザ・キングダム」の行進、ナクバの日を記念する集会、そしてサッカーFAカップ決勝が重なる中、騎馬隊、警察犬、無人機(ドローン)、ヘリコプターとともに4000人の警官を配備した。 ナクバの日は、1948年のイスラエル建国時にパレスチナ人が故郷を追われた出来事を記念する日。ロンドン西部で集まり、ピカデリー近くで演説を行ったこの集会は、人権団体「スタンド・アップ・トゥ・レイシズム」が主催した反ファシズムの行進とも合流した。 一方、ロンドン中心部ホルボーンから始まった「ユナイト・ザ・キングダム」の行進は、ロビンソンらがパーラメント・スクエアで群衆に演説して締めくくられた。 参加者は各地から集まり、「Make England Great Again(MEGA、イングランドを再び偉大に)」と書かれた赤い帽子をかぶる人や、木製の十字架を掲げ「イエスは王」と唱える人もいた。 警察は参加者数の推計をまだ発表していないが、英メディアが放送した空撮映像では、「ユナイト・ザ・キングダム」の行進には数万人が集まっている様子が映し出されていた。一方、カウンターデモの参加者についてAFPの記者は、数千人と見積もっている。 ロンドン警視庁は両デモで43人を逮捕し、ウェンブリー・スタジアムで行われたFAカップ決勝戦で22人を逮捕したと発表している。【翻訳編集】 AFPBB News

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