業者からの接待常態化か 飲食や性風俗も 日本郵便汚職・警視庁

日本郵便東京支社の業務委託契約を巡り、入札担当だった元社員(37)が逮捕された贈収賄事件で、遅くとも前任者の頃から業者の接待が常態化していた疑いがあることが21日、警視庁捜査2課への取材で分かった。 飲食だけでなく性風俗店の代金を負担してもらうこともあったといい、同課が詳しい状況を調べている。 元社員米田伸之容疑者は2024年10月~25年5月ごろ、郵便ポストから郵便物を回収する業務委託契約で便宜を図った見返りに、業者から現金計10万円のほか、東京ディズニーリゾートのVIPツアーと宿泊代金など計約110万円相当を受領したとして、日本郵便株式会社法違反(加重収賄など)の疑いで逮捕された。 同課によると、米田容疑者は17年4月~23年3月、前任者の元上司の下で入札業務を担当。贈賄側の運送会社「ハルキエクスプレス」とは当時から付き合いがあった。元上司がハルキ社側に予定価格に近い金額を漏えいした場に同席したこともあり、その見返りに飲食店のほか、ソープランドで数カ月に1回程度の接待を受けていたという。ハルキ社以外からの接待も受けていたとみられる。 その後、別の担当を経て24年4月に元上司の後任として入札担当を引き継ぐと、再びハルキ社から接待を受けるようになり、便宜を図るよう依頼されたとみられる。 日本郵便東京支社は、社内調査で不正が発覚したため警視庁に相談。今年4月3日付で、米田容疑者と元上司を懲戒解雇した。元上司の収賄容疑については時効が成立しているという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする