ニセ覆面パトカー運転容疑で男逮捕 12分間の「緊走」事故は起きた

「緊急車両、通過します。恐れ入ります」。2025年12月、東京都練馬区の道路を駆け抜けていく赤色灯をつけた車があった。その後の警視庁の捜査で、この車は違法に改造されたニセの「覆面パトカー」だったことがわかり、男らが逮捕される事件があった。 何があったのか。 交通捜査課によると、無職の男(23)は2025年12月21日未明、東京都練馬区の区道で、乗用車のルーフ部分につけた赤色警光灯を点灯させたり、サイレンを鳴らしたりしながら運転した疑いがある。 男は走行中、「パトカー真ん中を通ります。左右に分かれてとまってください」「緊急車両、通過します。恐れ入ります」などとマイクで周囲に呼びかけていたという。 ニセの「覆面パトカー」による違法な「緊急走行」は約12分間、約10キロに及んだとみられ、その間、速度超過や信号無視、反対車線へのはみ出しなど計15回の違反を繰り返した疑いがあるという。 その後、男は電柱に衝突する単独事故を起こし、同乗していた知人女性が胸骨骨折のけがをした。警察官が現場に駆けつけると、事故車両は「覆面パトカー」そっくりだったという。 警視庁は、違法に改造された車を運転し、事故を起こして同乗者にけがをさせたとして、この男を道路交通法違反(整備不良)と自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで逮捕したと21日発表した。

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