遺骨胸に母「情報を」 未解決24年 兵庫・川西の男性刺殺

兵庫県川西市の路上で会社員の小瀬(こせ)秋雄さん(当時30歳)が刺殺された事件は23日、未解決のまま24年となった。母親や県警の捜査員らが事件が発生した深夜に現場周辺で情報提供を呼びかけた。 事件は2002年5月23日午後11時40分ごろ、同市栄根2の県道の側道で発生した。小瀬さんは大型バイクにまたがり胸から血を流して、死亡していた。 事件から24年が経過したこの日は午後10時半ごろから、川西署や捜査1課の14人が発生現場など2カ所で、通りかかった車のドライバーや通行人らに「あなたの『記憶』が事件解決の鍵」と書かれた情報提供を求めるチラシ約500枚を配布した。 発生現場での配布は小瀬さんの母盛山時枝さん(78)も加わり、事件発生時刻には小瀬さんの友人らと花などを供えた場所で手を合わせた。 盛山さんはいつも持ち歩いているという小瀬さんの遺骨の一部を納めたペンダントを手にして、「もう、こんなに時間がたったんだという気持ちです。犯人には憎しみの感情しかない。逮捕につながる情報を寄せてほしい。ささいなと思っても伝えてもらえたら」と話した。 寄せられた情報はこれまでに100件近く。うち25年は3件だった。情報提供は川西署捜査本部(072・755・0110)。【土居和弘】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする