沖縄県石垣市の団地の一室で25日午前、住人の男性(72)が胸から血を流しているのが見つかり、死亡した事件で、県警は26日未明、自称無職の30代の息子=同市=を殺人容疑で緊急逮捕した。認否を明らかにしていない。 県警によると23日正午ごろから25日午前10時50分ごろまでの間、石垣市新川の団地の一室で、男性の胸部を鋭利な物で刺すなどして、殺害した疑いがある。男性は意識不明の状態で病院に搬送され、25日午後0時40分ごろ、死亡が確認された。 男性は寝室で倒れていたといい、胸には複数の刺し傷があった。今後、司法解剖し、死因を調べる。 県警は、男性の関係者を聴取するなどして、息子が事件に関わった可能性が高いとみて捜査していた。所在を確認していたところ、息子が同日午後9時半ごろ、八重山署に出頭したという。 息子とともに事件現場を確認する「引き当たり捜査」も経て、県警は26日午前0時13分に殺人容疑で緊急逮捕した。トラブルがあったかどうかは分かっていない。 県警は、逮捕された息子の刑事責任能力の有無も含めて、慎重に調べる方針。