北海道釧路市の障害者支援施設「鶴が丘学園」で、職員で生活支援員の阿部弘樹容疑者(31)と高橋海吏容疑者(29)が、入所者の男性6人に対し、暴行を加えた疑いで相次いで逮捕された事件で、警察は2026年5月28日午後1時半、施設へ家宅捜索に入りました。 この事件では、2024年3月、入所者の当時44歳の男性に対して髪を引っ張って押し倒し、2026年3月には31歳の男性の足を踏みつけるなどした疑いで、阿部容疑者が逮捕されています。 また高橋容疑者は、2026年3月11日、入所者の42歳の男性に対し、頭をつかんで押さえつけるなどした疑いで、また3月15日には、29歳から58歳までの男性入所者3人に対し、相次いで腹を蹴ったり顔をコップで殴ったりするなどした疑いで逮捕され、5月28日、身柄を検察に送られました。 警察の調べに対し、高橋容疑者は29歳の男性については「イラっとして蹴りました」と容疑を認めていますが、ほかの3人ついては「常習化していて、どのことを言っているのか思い出せません」と供述しているということです。 鶴が丘学園の和田敏幸園長は取材に対し、暴力行為に関する報告や認識について「見ているところでは(暴行行為は)なかったと解釈をするしかないと思っていますので、非常に重く受け止めている」話しています。 警察は家宅捜索などで、施設内での虐待や暴行事件の実態解明を進める方針です。