八代市の庁舎建設をめぐり、ゼネコンに便宜を図った見返りに賄賂を受け取った疑いで成松 由紀夫市議ら3人が逮捕された事件の続報です。熊本地検は28日付で成松市議をあっせん収賄の罪で起訴しました。 あっせん収賄の罪で起訴されたのは八代市議の成松 由紀夫被告(54)です。 起訴状などによりますと、成松被告は八代市の庁舎建設工事をめぐって、東京に本社を置く前田建設工業側が落札できるよう便宜を図り、さらに、約11億円の利益が出るよう市側に働きかけ。その見返りに、2021年6月ごろ、前田建設工業から現金6000万円を受け取った罪に問われています。 5月25日に熊本簡易裁判所で開かれた勾留理由開示手続きで、成松被告は「不当逮捕で、一切関与していない」と主張していました。 成松市議の起訴を受け、自民党八代市議団の村川 清則団長は。 【自民党八代市議会議員団 村川 清則団長】 「状況証拠がかなりあるのだろうと推測する。自民党で何らかの決断をするのでは。 離党などは本人に任せたいと思うがまずは猛省を促したい」 現金を渡したとされる前田建設工業はすでに時効が成立していますが、「捜査機関に自主申告を行い、全面的に協力している。今回の事態を重く受け止め役員の報酬を自主返上する」とコメント。 八代市の小野泰輔市長は「原因究明および再発防止策の策定に取り組む」としています。 また、事件当時の八代市長、中村 博生さんは「当時の市政を預かっていた立場として誠に遺憾であり、市民に非常に申し訳ない。関係各位の要請には真摯に丁寧に対応させていただく」とコメントを出しました。