旧統一教会総裁の秘書を取り調べ 尹氏夫妻に便宜依頼か=韓国特別検察

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る複数の不正疑惑を捜査する特別検察官チームは8日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)トップの韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁の秘書室長を務める教団幹部を出頭させ取り調べを行った。 同幹部は、教団側が2022年4月から8月にかけて「コンジン法師」と呼ばれる金氏の知人の呪術師を通じ、同氏にダイヤモンドのネックレスや高級バッグを渡し、教団の事業などで便宜を図るよう依頼するのに関与した疑いが持たれている。 教団側から尹氏夫妻への依頼には、教団のカンボジア事業での便宜供与、教団によるニュース専門テレビ局のYTN買収や国連事務局の韓国誘致の後押し、大統領就任式への招待などがあったとされる。 特別検察官チームは教団の世界本部長を務めた元幹部を逮捕。元幹部は尹氏夫妻への依頼はすべて、韓鶴子氏ら教団上層部の承認を受けて行ったと供述している。

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