【これが詐欺の実態】「100パーセント損失の心配なし」「あなたに逮捕状」 特殊詐欺が拡大 熊本

熊本県内の特殊詐欺の被害が、過去最悪のペースで拡大しています。 被害の大半が、「SNSを使った投資詐欺」と「ニセ警察詐欺」で、この2つの手口が全体の7割を占めています。 なぜだまされるのか?被害を未然に防ぐため、被害者の声や実際のやり取りを紹介します。 ■きっかけは「インスタ」 熊本市に住む60代の女性は、SNSを使った投資詐欺で約300万円をだまし取られました。 被害女性「これから働いても足りないくらいのお金を、本当にもったいないことをした」 きっかけはインスタグラムでした。投資に関する情報にアクセスしたところ、投資セミナーのアシスタントを名乗る人物とつながり、ラインでのやり取りが始まりました。 被害女性「『20万円貸すのでこれで体験してください』『3日間の体験です』と言われて、『これを買ってください』『これに申し込んでください』『回収してください』とやり取りがあって、3日間で5万円ぐらい利益が出ました」※偽の投資アプリで ■犯人とのやりとり ――実際のラインでのやり取り 「現在の勝率は、すべて100パーセント。損失の心配はありません」 「こちらからお送りした図の指示に従って、本日のデイトレードの取引注文を提出してください」 女性は今年2月に、投資の元手として2回にわたり、合わせて約300万円を振り込みました。 被害女性「『やめてもいいし、それを元手に続けることもできます』。それで続けた。それをずっと繰り返していて、(最初)50万円しか出していなかったけど、どんどん大きくなるので、デイトレードで」 なぜ取引を信用してしまったのか、それには巧妙な仕掛けがありました。 ■信用させる仕掛けとは 女性が使った偽の投資アプリの画像です。 自分の資産額が変動し、画面上では最大で元手の4倍ほどの金額が表示されていました。 被害女性「これでこんなにお金が出てくる。ジェットコースターに乗っているような数日なんですよ」 矢継ぎ早にメッセージが送られ、女性は冷静さを失いました。

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