「Def Tech」Micro被告「1日でも早く音楽を届けたい」…移送中に武道館を見て後悔

音楽デュオ「Def Tech」のMicroこと西宮佑騎被告(45)の初公判が1日、東京地裁で開かれ、起訴内容を認めた。 西宮被告は今年2月に都内の自宅で乾燥大麻を所持したとして、厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕され、麻薬及び向精神薬取締法違反の罪に問われていた。黒のスーツで出廷した西宮被告は、日焼けした黒い肌が印象的だった。裁判官から職業を問われると「音楽家です」と答え、起訴事実については「間違いありません」と認めた。 検察の冒頭陳述によると今年2月に都内の自宅で乾燥大麻3・517グラムを所持。また千葉県内でサーフィンをした後に、走行中の車内でコカインとMDMAを混ぜたものを吸引したという。 この日行われた被告人質問では反省と後悔が語れた。弁護人から「初めて大麻を使用したのは?」と尋ねられると「20歳の時」と回答。海外留学中にホームステイ先の子どもが使用していたことがきっかけだったという。効能については「お酒と似ていて、音楽が立体的に聞こえた。心の安堵感を感じた」と述べた。 2004年以降、使用していなかったが22年に米ロサンゼルスのフェスで、現地スタッフから大麻とコカインを譲り受け、使用を再開。今回、逮捕のきっかけとなった大麻は昨年末に、ハワイに渡航した際に売人から購入し、日本に持ち込んだものだった。 Def Techは20周年記念ライブを東京・日本武道館で行う予定だったが、逮捕を受け中止となった。西宮被告は「自分に対する過度の期待とプレッシャーから逃れたかった」と話した。しかし逮捕され、車で麻薬取締部の事務所に向かう途中に「(捜査員から)『見てごらん』と言われて武道館を見た。これほど落ち込んだことはない」と後悔を語った。 今後については「多くのファンに残念な思いをさせた。1日でも早く音楽を届けられるように準備をしています」と意欲を見せた。最後に「多くの人に迷惑をかけて申し訳なく思います。1人1人を思い浮かべればキリがないですが、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 検察は禁錮2年を求刑し、一方の弁護側は執行猶予を求めた。判決は11日に下される。

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