学習塾大手の講師だった男が受験生の教え子になりすまして、英検を“替え玉”受験し、その成績を近畿大学の入試で悪用したとして逮捕された事件で、男が調べに対し、 「自分から受験生に(替え玉を)持ちかけた。指導するより、自分が英検を受けたほうが手っ取り早いと考えた」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。 大阪市浪速区の自営業、野口瑞希容疑者(35)は、学習塾大手「個別教室のトライ」の講師だった2025年、教え子の受験生になりすまして英検2級の試験を受け、その成績を悪用して近畿大学に受験生の出願届を提出し、大学の業務を妨害するなどした疑いがもたれています。 野口容疑者は調べに対し容疑を認めていますが、その後の捜査関係者への取材で、「自分から受験生に(替え玉を)持ちかけた。指導するより、自分が英検を受けたほうが手っ取り早いと考えた」という趣旨の話をしていることがわかりました。 警察によりますと、野口容疑者は出願時に自身と教え子の顔を合成した顔写真を使っていました。その顔写真がそのまま学生証にも使われ、合格後に教え子の家族が学生証の顔写真が本人ではないことに気づいて事件が発覚し、合格は取り消されました。 警察は野口容疑者が自身の指導実績をあげるために替え玉受験を持ちかけたとみて、詳しい経緯を調べています。