[パリ 3日 ロイター] – スイス・サッカー連盟は3日、ワールドカップ北中米3カ国大会に出場する同国代表FWブレール・エンボロについて、米国渡航許可を待っている状態だと明かした。 エンボロは2日、代表チームと共にカリフォルニアに向けて出発予定だったが、直前に電子渡航認証システム(ESTA)の再審査対象となり、帯同できなかった。同連盟によると、当初はエンボロを含め全ての申請が承認済みだったが、出発の2時間半前に米当局から追加審査の要請があったという。 米国土安全保障省(DHS)の広報担当者はロイターに対し「旅行者は全ての犯罪歴など、完全で真実である情報を提供しなくてはならない。逮捕歴や有罪判決歴の不申告は虚偽申告となる可能性があり、ESTAの申請却下や取り消し、米国への永久入国禁止措置へとなる可能性がある。その場合はビザ(査証)免除プログラムの対象外となり、当該人物はビザを申請する必要がある」と説明した。 エンボロは2023年に複数の脅迫を行ったとして執行猶予付きの罰金刑を受けていた。スイス・サッカー連盟の広報担当は2日、ロイターに対し、25年6月に代表戦で米国を訪れた際は問題なく入国できたとコメント。ただ、控訴審で判決が確定したのは今年に入ってからだったという。 エンボロは3日にベルンの米国大使館でビザ申請の面談に臨み、同連盟は同日「大使館から、申請は優先的に処理されているとの連絡を受けている」と発表した。