フィッシング詐欺で約3億5000万円被害 芸能事務所代表ら4人を“口座の売り子”で逮捕

滋賀県内で発生した銀行を装ったボイスフィッシング詐欺事件で、芸能事務所代表の男ら4人が逮捕。 被害額は県内の企業19社で約3億5000万円。 犯罪収益移転防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、大分市の芸能事務所代表・首藤潤容疑者(35)ら4人です。 警察によりますと、首藤容疑者は去年11月13~25日ごろ、報酬を受け取る約束で、法人名義の銀行口座の暗証番号などを 氏名不詳者に譲渡した疑いがもたれています。 また、他の男ら3人は、他人に譲渡する目的で暗号資産の取引アカウントや口座を開設し、口座のパスワードなどを報酬を 受け取って譲渡した疑いがもたれています。 去年11月25日、県内の企業19社が、滋賀銀行をかたる電話でインターネット上の偽サイトに誘導され、口座情報が盗まれた上で 約3億5千万円が不正送金される、“ボイスフィッシング詐欺”が発生していました。 このうち2000万円の不正送金に関しては、首藤容疑者が譲渡した法人名義口座を経由して他の3人の口座に送られ 暗号資産化されたということです。 4人はいずれも警察の取り調べに対し容疑を認めているということで、報酬として数万円~数十万円を受け取っていたとみられます。不正ログインや送金は海外のサーバーを経由しており、警察はマネー・ロンダリングされた暗号資産が海外に送金され、 その指示役などがいるとみて捜査を進めています。

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