巨人・阿部前監督を書類送検 長女に暴行疑い「起訴猶予相当」

長女に暴力を振るったとして暴行容疑で逮捕・釈放されたプロ野球・巨人の阿部慎之助前監督(47)について、警視庁渋谷署は9日、捜査結果をまとめた書類を東京地検に送った。捜査関係者によると、不起訴(起訴猶予)に相当するとの「寛大処分」の意見を付けた。暴力行為自体はあったが、長女自身が厳しい処分を望んでいないことなどを考慮したとみられる。 書類送検容疑は、5月25日午後7時ごろ、東京都渋谷区の自宅で、高校3年生の長女(18)の胸ぐらをつかみ、押し倒したとしている。長女にけがはなかった。 自宅では当時、長女と次女(15)がけんかをしていた。阿部前監督は「静かにしろ」と注意をした際、長女の態度に腹を立て、つかみかかったとみられる。 長女はその後、生成人工知能(AI)「チャットGPT」に父親からの暴力について尋ね、回答に沿って児童相談所へ連絡。児相から110番があった。 阿部前監督は暴行容疑で現行犯逮捕され、5時間後に釈放された。5月26日に辞任し、記者会見で暴行の事実を認めていた。渋谷署が任意で捜査を続けていた。 阿部前監督の代理人は5月26日、長女が「私の意思で書いた」とする手紙を代読。文面には「大事に発展してしまって恥ずかしい」「父とはすでに仲直りした」という内容があった。【朝比奈由佳】

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