ニセ電話詐欺「回収役」の24歳男を新たに逮捕 SNSから闇バイトに応募か 犯罪集団「JPドラゴン」メンバーが関与疑い 福岡

警察官を装ったニセ電話詐欺事件に関与した疑いで福岡県警は10日、フィリピン拠点の犯罪集団「JPドラゴン」のメンバー男女5人を再逮捕し、新たに24歳の無職の男を逮捕しました。 新たに逮捕されたのは住居不定、無職の幸地主真容疑者(24)です。 このほか岩本三矢子容疑者(34)、大澤歩容疑者(33)、原田訓睦容疑者(49)、有馬伸行容疑者(45)、矢野裕也容疑者(45)が再逮捕されました。 県警組織犯罪捜査課によりますと6人は実行役と共謀して2024年6月、兵庫県芦屋市の当時84歳の女性に警察官になりすまして電話をかけ「偽造紙幣が流通しているので手持ちの紙幣を渡してほしい」などとウソを言って現金553万円をだまし取ったほか、キャッシュカードを盗んでATMから300万円を引き出した疑いです。 幸地容疑者は、神戸市の公園のトイレに隠し置かれていたその現金の一部を回収した疑いも持たれています。 再逮捕された5人はニセ電話の「かけ子」や指示役、幸地容疑者は現金の「回収役」とみられ、SNSからいわゆる“闇バイト”に応募して犯行に及んだとみられています。 6人の認否は明らかにされていません。 岩本容疑者ら5人はフィリピン拠点の犯罪集団「JPドラゴン」のメンバーで、2025年10月に現地で身柄拘束され、県警が4月に逮捕していました。 JPドラゴンによる特殊詐欺事件の被害は2019年以降、国内の20都府県に住む高齢者など計約250人、約9億円に上るとみられ、県警は組織の実態解明を進めています。

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