6月7日未明、鳥取市でパトカーに追跡された2人乗りの自転車が普通乗用車と衝突し、自転車の後ろに乗っていた少年が意識不明の重体となっている事故についてです。 警察は自転車を運転し逃走していた10代の少年を逮捕しました。 現場では何が起きていたのか振り返ります。 杉谷紡生記者: 逮捕された少年は、この交差点で消火器をまき散らすなどの行為をしたあと、パトカーから逃走し、約250メートルほど離れた別の交差点で車と衝突しました。 警察によると、7日午前3時15分ごろ、鳥取市安長の県道交差点でパトカーに追跡された2人乗りの自転車が普通乗用車と衝突しました。 こちらは、2人が乗っていた自転車と衝突した普通乗用車。 車のフロントガラスも大きく割れているほか自転車の後輪と荷台は大きく歪んでいて、衝撃の大きさを物語っています。 この事故で自転車の荷台に乗っていた少年が意識不明の重体となっています。 杉谷紡生記者: 逮捕された少年は一緒に自転車に乗り意識不明の重体となっている、もう1人の少年の友人でした。 10日逮捕されたのは、鳥取市の10代の少年。 事故を起こしたあと、通報や救護措置を取らないまま現場からそのまま逃走したとして重過失傷害と道路交通法違反の疑いがもたれています。 なぜ、自転車をパトカーが追跡するに至ったのか。 こちらは事故発生約1時間前の午前2時ごろの映像です。 撮影された映像には警察車両が確認できます。 実は、警察には「暴走族が来る」という情報が寄せられていて、現場周辺で警戒活動をしていました。 さらに、SNS上でも同様の情報が拡散され、多くの見物客が集まり、危険な行為が行われていたとみられます。 そして午前3時ごろ、パトカーが人乗りの自転車の追跡を開始、その後、事故が発生します。 少年は現場から逃走しますが、事故の翌日8日、家族と一緒に鳥取警察署へ出頭し、取り調べを受け、10日午後6時ごろ鳥取市内の自宅で逮捕されました。 警察の調べに対し、少年は「事故を起こしたこと、同乗者がけがをしていると思っていたのに、その場から逃げたことは間違いない」と容疑を認めています。 また、パトカーで自転車を追跡したことについて警察は「現時点で問題はなかったと考えている」とコメントしています。