サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の開催地の一つであるニューヨークが13日、バスケの熱狂と興奮に包まれた。プロバスケットボールNBAの地元チーム「ニックス」が53年ぶりに優勝し、路上は未明まで勝利を祝うファンであふれかえった。一方、一部が暴徒化して60人以上が逮捕されるなど、混乱も広がった。 ニックスの優勝は1973年以来で、ファンの悲願だった。試合は敵地のテキサス州で行われたが、この日は試合開始前からニューヨークのエンパイアステートビルが、ニックスのチームカラーの青とオレンジで照らし出され、パブリックビューイングの会場には大勢のファンが詰めかけた。 夜11時半ごろ、ニックスが94―90でサンアントニオ・スパーズを下すと、中心部マンハッタンには地鳴りのような歓声がわき起こった。真夜中にもかかわらずさらに多くの人々が路上に繰り出し、互いにハイタッチしながら「レッツ・ゴー・ニックス!」と連呼。通り過ぎる車はクラクションを鳴らして優勝を祝った。