85歳の男性殺害して金品奪った疑い、47歳男逮捕 窃盗罪で公判中

大阪市東淀川区の集合住宅の一室で3月、上半身を刺された住人の男性(85)の遺体が見つかった事件で、大阪府警は15日、同じ集合住宅に住んでいた無職の下滝勉容疑者(47)を強盗殺人容疑などで逮捕し、発表した。 捜査1課によると、下滝容疑者は大阪市東淀川区西淡路1丁目の集合住宅の一室で、この部屋に1人で住む無職の橋本悠二さんを刃物で複数回刺して殺害し、金品を奪った疑いがある。 3月18日正午すぎ、橋本さんの知人男性の依頼で安否確認をした管理人が、倒れている橋本さんを発見した。司法解剖の結果、2月下旬に死亡したと推定されている。 同じ集合住宅に住む40代女性は橋本さんについて、「廊下やエレベーターで会うたびに、お元気ですかと笑顔で声をかけてくれた。悲しい」と話した。 下滝容疑者は大阪市内でかばんを盗んだとする窃盗の罪などで起訴され、大阪地裁で6月から公判が行われている。 下滝容疑者は初公判で、3月6日に大阪市淀川区のパチンコ店の駐輪場で自転車の前カゴから、モバイルバッテリーなどが入ったかばんを盗んだとする窃盗罪の起訴内容を認めた。 検察側は冒頭陳述で、下滝容疑者の生活状況について、「新型コロナの影響で無職になった」と説明。母親から仕送りを受けていたが、今年1月に仕送りが打ち切られて無収入になったとし、「窃盗を繰り返し、換金して生活をしていた」と述べた。(岡田真実、マハール有仁州)

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