「薬に依存している子の力になりたい」生活保護で処方された薬5000錠を譲渡目的で貯蔵か 逮捕されたグリ下『くすり屋さん』は「寄ってくれる子が可愛い」ボランティア精神と供述したという…

「自分は今までいろんな睡眠剤とか精神安定剤を飲んできて、薬に詳しい。強い薬に依存している子の力になりたい」 こう供述したというのは、大阪・ミナミで「くすり屋さん」と呼ばれていた男だ。警察は17日、男を医薬品医療機器法違反の疑いで再逮捕した。 「事実については納得できません。薬は全て私が処方された薬です。売る目的とかあげる目的で家に置いていたわけではありません」 ■■譲渡目的での医薬品貯蔵を否認 警察によると、再逮捕された東大阪市の無職・今川祐希容疑者(40)は、先月27日、自宅で19種類、5000錠を超える医薬品を他人に譲り渡す目的で、貯蔵していた疑いがもたれている。 うち約7割は、向精神薬や睡眠導入効果のある薬なのだという。 今川容疑者は調べに対し、譲渡目的を否認し、「捨てるのがもったいないので置いていた」などと話しているという。 ■■「グリ下のくすり屋さん」無許可譲渡の疑いでも逮捕 今川容疑者は、大阪・ミナミのいわゆる「グリ下」に出入りし、少年少女らから「くすり屋さん」として知られた存在だったという。 今年1月下旬に大阪市内のホテルなどで10代の少女2人に対し、無許可で睡眠導入効果のある処方薬などを譲り渡した疑いなどですでに逮捕されている。 今川容疑者は販売やわいせつ行為は否定しているという。どのような目的で「グリ下」に出入りし、薬を譲渡していたのか。 ■■「ボランティア精神」などと供述 今川容疑者は調べに対し、「家庭環境が複雑な子がいるというのが、大人の底辺を経験した自分と共鳴している気がして興味がわいた」 「寄って来てくれる子が可愛いので、男女どっちでもいい。強い薬に依存している子の力になりたい」などと供述し、”ボランティア精神”とも話したのだという。 生活保護を受けて、医療機関に費用を支払うことなく約2万錠を処方されたとみられている。警察は、ほかに薬を譲渡された少年少女がいないか、など調べを進めている。

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