“金の密輸”で主婦たちが逮捕された実際の事件に着想を得たオリジナル作品「マジカル・シークレット・ツアー」の公開記念舞台挨拶が6月20日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の有村架純、共演する黒木華、南沙良、塩野瑛久、天野千尋監督が登壇した。 夫の横領を突然知った二児の母・和歌子(有村)、奨学金の返済に追われる借金600万円の研究員・清恵(黒木)、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由(南)。犯罪とは無縁そうに見える3人が偶然出会い、金の密輸を通して金と自由を手にする。周りに流され生きてきた女性たちが、自分の手で人生を取り戻していくリベンジゲームの結末は? シンガポールで大規模なロケを敢行し、きらびやかで危うい金密輸の旅路を描き出す。 そんな本作にちなみ、舞台挨拶では、女性キャラクターの役名が印字された“純金の航空券”がお披露目され、有村、黒木、南は大はしゃぎ。うち1枚は、映画感想投稿キャンペーンの商品になると知ると、有村は「私も応募したい」と声を弾ませていた。 続けて、有村は「地に足がめり込んでいると言いますか、堂々たる姿でお芝居されている姿に惚れ惚れしましたし、心強かった」「持っているエネルギーが、お芝居に反映されていて、すごく贅沢な時間だった」と黒木、南との共演を振り返った。 共演について、黒木は「女子3人で密に芝居を作っていくのは、なかなか経験がないこと。何でも受け止めてくれる、どっしりとした安心感があった」と語り、南は「有村さんは、お話しているときも、お芝居しているとき、目に吸い込まれそうになって、緊張する」「黒木さんは全てを見透かしているようで、うそがつけない」とそれぞれに対する印象を明かしていた。 そして、天野監督はポスタービジュアルにもなっている、3人が手にした金塊にはしゃぐシーンについて「当初は部屋に夕陽が差し込み、金塊をキラキラ照らす予定だったが、撮影当日はどんより曇っていて。でも、3人がアドリブに近い形で、楽しそうにしてくれて、こちらまでワクワクしてしまった。3人のお芝居に助けられた」と、太陽顔負けの3人の笑顔に感謝していた。