米・英政府がアジア最大級の犯罪集団として経済制裁を科したカンボジアの中国系組織「プリンス・グループ」の幹部が、日本で虚偽の転入届を提出したなどとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで警視庁に逮捕されたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。プリンスは高額報酬をうたう偽求人で勧誘した各国の人々を監禁し、国際的な特殊詐欺などに関与させていたとされる。 幹部は「陳小二」など複数の名前を使い分けているとされるが、捜査関係者によると、中国出身でキプロス国籍のフー・シー容疑者(44)。逮捕は14日。 逮捕容疑は4月、東京都中央区に転居したという虚偽の住民異動届を提出した疑い。 捜査関係者によると、容疑者は「日本の永住権を取るために住民票を東京に移した。代理人に任せていたことだ」と供述しているという。